2013年1月21日
加盟団体各位
公益財団法人 日本バレーボール協会
会長 中 野 泰 三 郎
バレーボール部活動中の体罰根絶に向けた指導徹底について(通知)
御存知の通り、大阪市立桜宮高校バスケット部主将が、体罰を受けた後に自殺し大きな社会問題となっています。将来を担う若い力が自ら命を絶ってしまったことは非常に残念です。また同校では2011年9月にバレーボール部顧問が体罰を与え、3か月の停職処分を受けていますが、処分解除後に再度体罰を与えた模様です。まさに言語道断と言わざるを得ません。大阪市教育委員会や文科省等は、大阪市に加え全国の学校教育における体罰の実態調査、外部監察を直ちに開始するとのことです。先般、日本オリンピック委員会や日本体育協会からも、日本バレーボール協会を含む中央競技団体に対し、『指導者として相応しい行動の指導徹底について』の文書が届いています。
日本バレーボール協会及び各加盟団体は、従来から『指導におけるガイドライン』を公表し、体罰等の撲滅に努めていますが、残念ながら未だに体罰が再発しているのが現状です。日本バレーボール協会は、再発防止に向けて厳しい措置を早急に検討のうえ実施しますが、各加盟団体におかれましては、指導者に対し、競技中だけでなく日常生活の場においても、スポーツに携わるものとして責任ある行動と自覚を持つよう、至急・再度・強く周知徹底を図り、再発防止に努めて頂きたく宜しくお願いします。
【至急実施して頂きたいこと】
各加盟団体におかれては、この通知をホームページに掲載した上で、理事会等の会合時に、この通知を各加盟団体責任者から出席者に手渡しし、何回も指導を繰り返す等、あらゆる方法で、出来る限りの対策を至急実施して下さい。
【参考】
<JVA指導者のページに、指導におけるガイドラインを常時掲載中>
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<JVA定款規程のページにも、ガイドラインを常時掲載中>
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